50代で着物を断捨離するときのコツ

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ミモザ

着物好きなお友達の影響もあって、50代になって着物を楽しみたいと思うようになりました。

今までは全く!着物に興味がなかったわたし。

でも最近は、せっかく日本人に生まれたんだから、着物を楽しもうと思っています。

着物ってちょっとハードル高い気がしちゃいます。

ミモザ

分かります!
あまり気負わずできることから始めるのもいいかも♪

目次

50代になると着物に目が行くようになる?

着物は日本文化の美しい象徴であり、50代になると子育てや仕事がひと段落して、着物にも関心が向くようになります。

年齢が上がるにつれて、伝統や歴史に対する理解が深まり、着物の価値が再評価するようになるというのもその一つですね。

50代は、人生の経験が豊富になり、自分の生活や価値観を見つめ直す時期でもあります。

そのため、自然と着物という日本の伝統衣装が持つ豊かな文化的意味や美しさに目が向き始めます。

また、50代になると着物を着る機会も増えるかもしれません。

ミモザ

親戚の結婚式に招待されたり、お正月などの特別なイベントだけでなく、日常で着物をきてお出かけなんてステキですね。

それでは、50代からの着物との上手な付き合い方を考えていきましょう。

50代だからこそ着物の断捨離が進む

50代という世代は、着物だけでなく、他のものでも「断捨離」、身の回りの整理、に意識が向くようになってきます。

その中で着物に目が向くようになるからこそ、その着物を「選ぶ」「残す」ということが大切になってきます。

せっかく着物にチャレンジしようと思っても、何をどう着ればいいのか分からないとか、体の変化や健康上の理由から着付けや着用が難しいという問題もあると楽しめませんよね。

人生の中で新たな「着物」という世界を味わうためには、自分に合う着物、それに伴う小物などの見直し、着る機会、着てみようと思う機会が少ない着物たちの断捨離が必要になります。

それが着物を楽しむことにつながるのです。

これまでの人生経験を振り返り、これからの人生に必要なものや自分らしい暮らし方を模索する中で、自然な感情のままに、着物を日常に取り入れてみましょう。

もう着ない着物はどうすればいい?

50代になると、着物と向き合う機会が増えると同時に、もう着ない着物が増えてきます。

そんな時、着物を処分する方法を考える必要が生じます。

まず最初に考えるべきなのは、着物の価値と状態です。

高価な帯や貴重な着物であれば、オークションやリサイクルショップを利用して売却することができます。

しかし、着物の価値が低い場合や状態が悪い場合は、寄付することも一つの手段です。

地域の寄付団体やチャリティー団体に連絡を取り、着物を寄付することができます。

特に地域の伝統文化を支援する団体や、若い世代に伝統衣装の魅力を伝える活動を行っている団体に寄付することで、着物の価値が新たな形で活かされるでしょう。

\ 家もスッキリ・社会貢献も♪ /

また、洋裁やハンドメイドが得意な方は、着物をリメイクして新しい服や小物にすることも考えられます。

着物の生地や柄を生かして、バッグや小物入れ、クッションカバーなどを手作りすることで、着物の思い出を大切にしながら新たな用途に活かすこともできますね。

とはいえ、「もったいない」だけで手元に残しておくと、生かすことの無い着物がいつまでもスペースを使い、すっきりとした暮らしとは程遠い状態になってしまうので、手放す勇気も大切です。

\ 着物を生かすことを考えましょう /

着物を断捨離する際は、ただ捨てるのではなく、その価値を最大限に引き出す方法・手放す勇気のどちらかを検討してみましょう。

50代着物の断捨離でつまづく理由あるある3選

自分に合った着物を残して、着物ライフを楽しみながら50代を楽しみたい、と思っていても、着物の整理・断捨離につまづいてしまうことも時にはあります。

つまづく理由あるある3選をみていきましょう。

つまづく理由1)思い出の詰まった着物への愛着

50代になると、着物には多くの思い出が詰まっていることがあります。

結婚式や成人式、大切な行事で着た着物や、親から受け継いだ大切な着物など、その着物には特別な思い入れがあります。

そのため、思い出に対する愛着から、着物を手放すことに葛藤が生まれるのです。

つまづく理由2)着物の文化的・歴史的価値への理解やあこがれ

着物は日本の伝統文化や歴史を感じさせる貴重な衣装です。

50代になると、色々な経験を経て、今まで以上に文化的・歴史的な感覚を重んじるようになり、着物を捨てることが文化や歴史への冒涜につながると感じ、手放すことに躊躇することがあります。

つまづく理由3)将来への不安と着物の安心感

50代になると、将来への不安が増すことがあります。

着物は親から引き継いだ安心感や安定感を与えてくれる存在でもあり、着る機会が今まで少なかったとしても、これまでの人生の一部として思い出として残っている事も多いです。そのため、将来の不安から、着物を手放すことによる心の安定を失うことを恐れる場合があります。

\ 価値を知る事から始めよう! /

これらの理由から、50代の着物の断捨離は簡単な決断ではなく、様々な葛藤や思考が交錯する場面でもでてくることもあります。これらの理由と向き合いながら、あまり焦らず着物の断捨離を進めていけるといいですね。

着物の断捨離で変化したこと

物の断捨離は私たちの人生に様々な変化をもたらします。

特に50代になると、物の断捨離がより深い影響をもたらすことがあります。

その中の一つとして着物の断捨離を進めていくことで起こる心の変化をみてみましょう。

\ 自分にとって大切なものを残すために /

心の軽さと精神的な安定感の向上

物の断捨離によって、家の中が整理され、不要なものが取り除かれることで、心の負担が軽減されることがあります。

着物の断捨離も同じように気持ちが軽くなったり、明るく前向きに着物を楽しみたい気持ちが生まれてきます。

50代になると、これまでの人生で蓄積された物が多くなりがちであり、それらを整理することで精神的な安定感が生まれてきます。

新たな価値観や趣味の発見

物の断捨離・着物の断捨離を通じて、自分の本当に大切なものや興味を再確認する機会が得られます。

50代になると、これまでの人生で培ってきた経験や興味が変化することがあり、それに合わせて生活環境や所有物も変える中で、自分に合う着物を選択する時間はワクワクする時間になります。

人間関係の改善

物の断捨離によって、家の中がスッキリと片付けられることで、家族やパートナーとの関係が改善することがあります。

着物と向き合うことで、同じように着物を楽しみたいというお友達の輪が広がったり、着物を着てお出かけする中で新しい人間関係も生まれる事もあります。

また、不要な着物を寄付したり売却したりすることで、他人とのつながりを感じる機会が生まれ、人間関係がより豊かになることもステキなことですね。

50代実家から受け継いだ着物はどうする?

50代になると、実家の片付け、親の片付けに頭を悩ませる方も多くなってきます。

親から受け継いだ着物が重要な問題となることも事実。これらの着物には、家族の思い出や家族の歴史が詰まっており、特別な価値があります。

焦って着物を処分することだけに意識を向けすぎず、慎重に考えることが大事ですね。

まず最初に考えるべきなのは、

  • その着物がどのような状態か
  • 自分自身がその着物にどのような思い入れを持っているか

着物が良好な状態の場合

着物が良好な状態であり、自分自身が着ることができる場合は、そのまま大切に保管し、自分自身で着用することができます。

自分に合ったサイズかどうかも確認が必要ですね。

着物が劣化していた場合

しかし、着物が劣化していたり、自分のサイズに合わない場合は、他の方法を考える必要があります。

\ 諦めずに試す価値あり /

リメイクでよみがえる?

着物をリメイクして新しい形に生まれ変わらせることも着物を生かすことにつながります。

ミモザ

残念ながら、私はハンドメイドがとっても苦手・・・
なので、この手段はパスです

着物の生地や柄を生かして、洋服や小物などを手作りすることで、着物の思い出を大切にしながら、新たな形で活用することができます。

着物好きな人に譲る

自分だけでどうにかしなければいけないという決まりはありません。

他の家族や親せきに着物を譲ることも柔軟に考えてみては?

着物が好きな人は着物を生かすことができます。そういう人の手に渡った着物は幸せですよね。

着物が家族の歴史や伝統と深く関わっている場合は、他の家族がその着物を大切にすることができるかもしれません。話し合いを通じて、着物を受け継ぐ家族を決めることが重要です。

迷ったときは、「着物をいかす」という視点に戻って考えてみましょう。

最終的には、その着物に対する自分の思いや家族との関係を考慮しながら、最善の選択をすることが大切です。着物は家族の絆や伝統を象徴する大切なアイテムであり、その価値を適切に評価することが重要です。

着物の価値を見分けるには?

\ 一度は試してみる価値アリ! /

着物の価値を見分けるには、いくつかのポイントがあります。50代になると、色々な人生の経験を積んでいる、とはいえ、着物の良しあしが分かるか、というとなかなかそれは人によります。

私も着物の価値が分からないので、整理ができなかった一人です。着物の断捨離を進めるには、着物の価値を正しく評価することが重要になります。

着物の価値を見分けるための4つの方法を紹介します。

1.品質と状態

着物の品質と状態は、その価値を左右します。

高品質な生地や織り、美しい柄がある着物は一般的に価値が高くなりますが、それが素人には分からないというのも事実。

近くに着物に詳しい方がいれば、その方に聞いてみるのが一番いいですが、そういうお知り合いもいない方は、買取業者さんに見積してもらうのも一つの手段です。

見積したものを全て買い取ってもらう必要もないので、価値を見てもらうだけでも利用してみては?

\ 状態を確認しながら進めましょう /

まずは、状態が良好であるかどうかも重要になるので、シミや傷がないか、色褪せや変色がないかなど、着物の状態をよく確認しましょう。

2.ブランドやデザイナー

ブランドやデザイナーの着物は、判断する中である程度分かりやすいといえます。

そのブランドやデザイナーの名前が入っている着物は一般に価値が高い傾向があります。

また、特定の地域や工芸品の着物も価値が高い場合があるので、調べやすいといえます。

3.歴史的・文化的価値

着物が歴史的な背景や文化的な意味を持つ場合、その価値が高まることがあります。

たとえば、特定の時代の着物や特定の行事で着用された着物、あるいは特定の地域の伝統的な着物などは、その歴史的・文化的な背景から価値が高いと見なされることがあります。

4.需要と供給のバランス

着物の需要と供給も価値に影響します。希少な柄やデザイン、特定の時代の着物などは、需要が高い場合があり、そのため価値が高まることがあります。

これらのポイントを考慮しながら、着物の価値を見分けることが重要です。

50代になると、自分の持つ着物の価値を正しく把握し、適切な方法で取捨選択しましょう。

50代着物の断捨離 3つのコツ

コツ1)感情と理性のバランスを取る

着物は思い出や家族の歴史と深く結びついています。

断捨離する際には感情と理性のバランスを取ることが重要です。

感情に流されてすべての着物を捨ててしまう、すべての着物を手元に残す、ではなく、自分にとって本当に大切な着物を選び、理性的に判断することが必要です。

思い出や家族の歴史を大切にしながらも、不要な着物を手放す勇気を持つことが大切です。

コツ2)新たな可能性を見つける

着物を断捨離する際には、新たな可能性・用途を見つけることが有効です。

着物の生地や柄を活かして、リメイクしたり、手作りの小物やアクセサリーに再利用したりすることで、着物の思い出を残しながらもスペースを確保することができます。

また、着物を寄付することで、他の人の生活に役立てることもできます。

コツ3)将来の自分をイメージする

50代になると、将来の自分の暮らし方やライフスタイルを考える機会が増えます。

断捨離する着物を選ぶ際には、将来の自分が本当に必要とするものを見据えることが重要です。

着物を持つことで生活が豊かになるのか、それとも不要な負担になるのかを考え、自分自身のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。

私は、日常に着物を取り入れる、お友達と着物を着てランチに行く、夏祭りに浴衣を着てでかける、などそういう楽しみをもって着物と向き合っています。

まとめ

50代になると着物の断捨離は特に慎重な判断が求められます

着物は思い出や文化的な意味を持つ貴重なアイテムであり、その価値を正しく評価することが重要です。

上手に楽しく着物とお付き合いしていく上で、自分にとって何が必要なのかの取捨選択をしましょう。

体力的にも時間にも余裕をもって、焦らず進めることがポイントです。

今までしてこなかった着物の整理・断捨離です。

取り組もうと思っただけでも大きな一歩。

着物は新しい自分を発見できるステキなアイテムです。

日本人と生まれたからには、着物を楽しむ時期を有意義に過ごしませんか。

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